出典 日本国際博覧会協会
2025年4月13日から、国際博覧会「大阪・関西万博」が大阪市の人工島(夢洲)が約半年間開催される。
パビリオンを囲む1周約2kmのメインストリートの上にリング状の屋根を設置する。利用者はこの屋根の上を歩け、一部は海の上にせり出す計画。(リング状の屋根の設置費用は170億円)
2025年国際博覧会(大阪・関西万博)で最大1850億円を見込む会場建設費のうち、新たに整備することを決めた環状の大屋根が約350億円を占めることが明らかになりました。 https://t.co/oKlphmifjr
— 日経関西 (@nikkeikansai) December 18, 2020
2025年「大阪・関西万博」開催概要
テーマ | いのち輝く未来社会のデザイン |
会期 | 2025年4月13日(月)~2025年10月13日(月) |
開催日数 | 185日間 |
会場 | 夢洲(大阪市埋立地) |
会場面積 | 155ha |
アクセス | 大阪メトロ中央線(北港テクノポート線)延伸 |
経費 | 1,850億円(会場建設) |
800億円~830億円(運営費) | |
来場者数 | 2,800万人~3,000万人 |
入場料予定 | 当日券(大人6,000円)・割引前売り券も発売する予定 |
出典 大阪市
地図
入場料案
券種 | 入場料(大人) | 入場可能期間 | |
普通券 | 通常 | 6000円 | 会期中1回 |
超早割 | 5000円 | ||
早割 | 5500円 | ||
開幕券 | 3300円 | 開幕~5月2日の平日1回 | |
前期券 | 4000円 | 開幕~7月18日に1回 | |
平日券 | 5000円 | 平日午前11時以降に1回 | |
夜割券 | 3000円 | 全日午後5時以降に1回 | |
夏パス | 9000円 | 7月19日~8月31日に何度でも可 | |
通期パス | 2万3000円 | 一部期間を除いて何度でも可 |
・飯田グループホールディングス株式会社
・住友 EXPO2025 推進委員会
・特定非営利活動法人ゼリ・ジャパン
・玉山デジタルテック株式会社
・電気事業連合会
・一般社団法人日本ガス協会
・日本電信電話株式会社
・株式会社バンダイナムコホールディングス
・株式会社パソナグループ
・パナソニックホールディングス 株式会社
・三菱大阪・関西万博総合委員会
・吉本興業ホールディングス株式会社
万博会場(夢洲)へのアクセス
- 大阪メトロ中央線(北港テクノポート線)を3km延伸し、新駅開業
- 新大阪駅から一部専用レーンを利用するシャトルバス
- 新大阪駅からJR桜島駅まで電車+JR桜島駅からシャトルバス
2025年大阪万博予定地「夢洲」
2025年の大阪万博の会場となる大阪湾の「夢洲」だが、2008年のオリンピック誘致が失敗し、その後、コンテナターミナルが建設され、現在では、メガソーラー発電所もある。
何度も計画が変更され、最終的にIR(統合型リゾート)70haと万博会場155haを建設することになった。
夢洲の開発概要
夢洲全体の開発面積 | 390ha |
コンテナターミナル(稼働中) | 90ha |
物流ゾーン(トラック待機) | 50ha |
IR(統合型リゾート)2024年頃 | 70ha |
万博 2025年 | 100ha |
万博(ウォーターワールド)2025年 | 55ha |
緑地未開発面積 | 25ha |
出典 大阪市
夢洲の現状は開発面積390haのうち、先行開発地区140haの埋め立てが終了している。
この先行開発面積140haのうち、90haがコンテナターミナルで残り50haが産業・物流ゾーンとなる。
産業・物流50haのうち、約8.3haがすでに分譲されている。
万博の計画図をみると、本来「産業・物流ゾーン」だった50haも万博会場のようになっている。
万博会場の面積は当初100haの計画だったが、国際博覧会協会の要請で155haに拡大する。
埋め立て工事が間に合わないので海水面を「ウォーターワールド」とし水上にパビリオンを建設し、それらを網目状の桟橋でつなぐ計画になった。